【COLUMN】花田伸一のアート!アート!アート! vol.22
2017.04.19
同心円状に繰り返される四角の幾何学模様が各面に施された立方体。
まるで重力に抗うかのように斜めに固定されています。
本来は無機的なはずの幾何学形態が本作では有機的に感じられ、不穏な魅惑を奏でています。
まるでSF映画にでも出てきそうなこの物体?生物?は我々人類にとって福音なのか?
呪詛なのか?
続きはWEBで、ではなくてご自身の頭の中で想像を広げてみてください。
[新妻実 作]
「眼の城」1974年
千草ホテル別館3F
[キュレーター] 花田伸一
北九州市立美術館の学芸員、九州芸文館の学芸員を経て、2016年より4月より佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授を務める。