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秋のキノコいろいろ~♪
2011.10.18

お久しぶりのブログ更新です!皆様お元気でいらっしゃいましたか?

季節はすっかり「秋」へと移り変わりましたね・・・決して、好きでブログ更新を怠っていたのではありませんよ・・・

ご覧のとおり、千草ホテルのホームページが、リニューアルしたのです!!!!

というわけで、更新作業にあたり、(言い訳イロイロ)、、、、カクカクシカジカ、、、、

というわけで、装いも新たに、千草ホテルのレストランブログは、これからもますます楽しい“食”の情報の発信源となりますよう、頑張ってまいります!

これからも、よろしくお願いいたしますね~★

ところで。「食欲の秋」といって思い浮かぶ食材といえば!何がありますか?

秋は本当に美味しい食材の宝庫ですものね・・・黄金色に輝く稲穂(お米)に栗、柿、梨にカボチャやお芋、秋刀魚に・・・そう、キノコ!!

今回は、キノコの中でも、一般市場にはあまり流通していない、ホテル&レストランならではのルートで仕入れている珍しい品種をご紹介いたしましょう!

まずはこの三種をご紹介。こちらはすべて日本で作られているキノコちゃん達です。

 

★すぎたけ(杉茸)

元々は杉林に自生していたもの。なめこによくにたヌメリと味、歯切れの良さが特徴。10月上旬~下旬が最旬期。

ちなみに、同じモエギタケ科スギタケ属の仲間には、つい近年になって食用が禁止されるようになったスギヒラタケ、見た目が良く似てるけど笠の部分が開ききっているスギタケモドキ(ツチスギタケ)、さらには、ヌメリスギタケやヌメリスギタケモドキ、などなど、もう~何が何だか~わかりません~な、そっくりさんが存在しているようです(笑)

 

★ゆきれいたけ(雪嶺茸)

見た目は真っ白でとてもキレイなジャンボエリンギといった感じですが、元々は中央アジアが原産。

コリコリとした食感で香りも高く、中国では「パイリング」という名で薬膳食材として“血液をサラサラにする”という効能に注目されて珍重されていたそうで、“神茸”“茸の王子”などと呼ばれていたそう。

長年、中国でしか栽培されていなかったようですが、つい昨年、日本で始めて栽培に成功し、今年初めて市場で取引されたそうで、これからますます注目の食材になりそうです!!

 

★はなびらたけ(花びら茸)

はなびら茸は別名をカラマツマイタケともいい、ツガ・モミ・カラマツなどの針葉樹に生じるそうで、特に関東以北・亜高山地帯の特産品だそうです。

シャキシャキとした歯ごたえと、クセのない味が万人受けすることや、近年はゆきれいたけ同様に、健康食品として注目されているそうです。

ところでこの花びら茸の仲間で、真っ黒い姿をした「スパラジィス」という品種が存在し、こちらには“超超超キノコ!!!”といった感じの独特の風味と強いクセがあるのが特徴です。

 

つづいて、ヨーロッパから空輸している珍しい品種を3つ。

左から、

カルドンチェッロ(イタリア産)

プルロット(フランス産)

シャントレール(フランス産)

★カルドンチェッロ・・・イタリア南部・プーリア州の特産品。ポルチーニ茸とならぶ“幻のキノコ”と呼ばれ、高級食材として使用されているそう。薫り高く、アワビ茸に良く似たコリコリシャキシャキとした食感が特徴。

★プルロット・・・ヒラタケやオイスターマッシュルームとも呼ばれ、柔らかで滑らかな舌触りと食感が特徴。笠の部分は特に旨みが強く、最近ではプルロット・グリ、プルロット・ジョーヌなど、近似の品種開発も進んでいるそう。

★シャントレール・・・フランス料理によく登場するジロール(あんず茸)やトランペット茸と同じ仲間。コリコリとした歯ごたえと強い風味が特徴。

・・・・どうです?初めて聞く&初めて見るキノコばかりではないですか??

これらのキノコちゃんたちをふんだんに使い・・・美味しい状態に・・・

いやぁ~、なんって、肉い一皿!!

・・・あ、間違えちゃった、ほんっとーにニクイですよね、この組み合わせ!(笑)

上質のお肉をじっくり調理し、その横には手間ヒマかけた極上のソース、そして、旬のキノコがふんだんに・・・

香りがお届け出来ないのが、本当に残念~。

見て、香って、さらに食べて、大満足のフランス料理!いかがですか~今が旬ですよ~。

では、最後に。

トドメの一撃。

↓この写真データの、真ん中のあたりを指でサッとこすると、それはそれは薫り高き国産マツタケの香りが・・・・

するわけ、ない!!(笑)