「地産地消への理解を深めるために実際に生産現場へ行ってみようシリーズ!」の第3弾のレポートをお届けいたします。
前々回の「田植え、稲刈り」、前回の「合馬のタケノコ」に続いて今回は「若松トマト」の生産現場へお邪魔してきました!
若松ブランドといえば「スイカ」「キャベツ」そして「トマト」などが有名ですよね。
特にトマトは限界まで水分を与えず甘みを凝縮して出荷する「水切りトマト」が全国的にも有名です。
水切りトマトは本当に甘くて、糖度がなんと平均で10度程、中には13度(スイカと同じくらい)もあるものもあり
まさにフルーツと言っても過言ではないほどです。
今回は水切りトマトは出荷最盛期ということで農家の方にインタビューすることは出来ませんでしたが
まもなく出荷が始まる、私達がふだんスーパーなどで目にする大玉タイプのトマトを見学して参りました。
早速、農園におじゃましてビニールハウスをのぞかせて頂きました。
まずはそこらかしこに咲いているトマトの黄色い花。
トマトってナス科だそうで、私は全く知らなかったので少し驚きました。
(同僚には「常識ですよ」と言われてしまいましたが…。)
青々としたトマト、これからもう少しすると赤みを帯びてきます。
このトマトは“桃太郎ファイト"という種類で病気にも強く
先ほどの水切りトマトの栽培法にも適しているトマトなんだそうです。
この桃太郎シリーズはほかにも桃太郎J、桃太郎8、桃太郎ギフトなど20種類以上の種類があり
日本のトマトの70%のシェアをもっているとのこと。
「桃太郎」という名前を冠するだけあってピンクがかった赤という感じです。
出荷前のトマトはまだ少し青みが残っていますね。
出荷中に調度良い具合に赤みがまし、硬さもとれ完熟トマトへと変化していくそうです。
早速、今朝もぎられたばかりのトマトを食べるフレンチレストラン「ミル・エルブ」シェフの岩崎とレストランマネージャーの楠元。
お味はどうだったのでしょうか?
まだ少し青臭さがあったそうですが、やはりとれたては格別だったそうです!
最後に生産者の早川さんと記念写真、出荷前のトマトを手に持っての一枚です。
早川さん、そしてJAの富岡さんお忙しいなかご協力していただきありがとうございました。
さて、ミル・エルブでは今回の地元若松産のトマトを使用したメニューを始め
多くの地産地消を実践した夏のシーズナルメニューを準備しています。
6月よりスタートするこのメニュー、皆様も是非楽しみにしていて下さい!