こんにちはブライダル担当のSです。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る…とはよく言ったもので
あっという間に3月も半ばになってしまいましたね
千草ホテルの系列施設である『鞘ヶ谷ガーデンアグラス』のお庭のミモザが満開です
爽やかな風にのってやって来るほのかに甘いミモザの香りは、暖かな春の訪れを感じさせてくれます。
毎日が記念日
ところで、ご存知の方も多いかと思いますが、日本では毎日何かしらの記念日が制定されています。
どうやら”日本記念日協会”なるものもあるそうです
3月の主な記念日・イベントといえばやっぱり
『3月3日・ひな祭り』や
『3月14日・ホワイトデー』が
真っ先に思い浮かぶ方も多いかと思いますが
変わり種としては『3月11日・パンダ発見の日』や
『3月13日・サンドイッチの日』といったものもあります。
いろいろ調べてみると続々と面白い記念日が…お時間のある方はぜひ調べてみて下さいね(笑)
ちなみに最近よく耳にする『3月9日・ありがとうの日』や、3月ではないですが『11月22日・いい夫婦の日』などは
とっても覚えやすくステキな語呂合わせなので、結婚式の人気のお日取りでもあります
3月3日は『結納の日』
3月のメジャーなイベント『ひな祭り』の3月3日は、実は『結納の日』でもあります。
神前挙式で行われる絆固めの儀式【三々九度】の音に由来して制定されたのだそうです。
女の子の健やかな成長を願う日と、女の子が素敵な女性へと成長し
その新たな門出をお祝いする日が同じというのも、何だか不思議なご縁を感じますね。
結納の起源は古く、およそ1400年前の仁徳天皇の時代にまでさかのぼるといわれています。
長い歴史を経て、そのしきたりは各地方によって独特のものに変化し、現在に至っています。
例えばここ北九州では、結納の前には男性側がお酒を一升と鯛一匹を女性側へ持参し
『一世一代(いっせいちだい)』添い遂げることを誓うしきたりや
結納品のなかに『お茶』を加えるという特徴があります。
お祝いの席でのおもてなしには桜茶を
鯛やお茶をはじめとして、結納に必要とされる品はさまざまなものがありますが
緊張感あふれる儀式の後のおもてなしにかかせないものの一つとして【桜茶】があります。
【桜茶】は桜の花びらを塩漬けにしたもので、お湯の中に花が美しく咲き開くため
とても縁起が良いとされています。西日本ではこの【桜茶】のほかに
『喜ぶ』の語呂合わせで【昆布茶】もよく使われています。
ちなみに慶事では『お茶を濁す』『茶々を入れる』という言葉に通じるということで【煎茶】を使うことはふさわしくないのだそうです。
そしてお茶に添えるお菓子は、縁起のいい『鶴亀』などをかたどったお干菓子や
『丸くおさまる』という意味を込めて丸いお菓子を選ぶのが良いとされています。
まんじゅうやようかんなどの生菓子は『切って食べる』のでこのようなお席では使いません。
細かいことのひとつひとつに、新郎新婦に幸せになってほしいという思いが込められているのですね。
今年ももうすぐ桜の季節。
入学式や新生活…お子様の成長を感じる節目の季節には
思えばいつもそこに、満開の桜があったのではないでしょうか。
おめでたい結納のお席で、桜茶の香りを楽しみながらゆっくり目を閉じてみると
これまでのたくさんの素敵な思い出や記念日とともに
満開の桜が思い浮かんでくるのかもしれませんね。
千草ホテルの結納・お顔合わせのおすすめプランのご案内
儀式からお食事まで女将がお手伝いさせていただきます。
当方にて結納品をご用意することも可能です。
経験豊かな女将が式の司会、進行役を努めさせていただきますのでご遠慮なくご相談ください。
もちろん春以外の季節のご予約も承っております