みなさまこんにちはブライダル担当のSです
一気に暖かくなり、福岡ではいち早く桜も開花しましたね いよいよ春本番です
今から お花見が楽しみでしかたがない私ですが
春は卒業、入学、就職、転勤など…新生活を迎える方も多いシーズンですね
1年の中でも特に【感謝】の気持ちを誰かに伝える機会が多い、出会いと別れの季節です
ところで、以前より疑問に思っていたのですが、この【感謝】という言葉は
どうしてこの漢字を使っているのでしょうか?
『謝るを感じる』という漢字にどうしても違和感を持ってしまいます。
【感謝】の語源
『感』という漢字の意味
◆心が動き出すさま
◆心が深く強く動く
◆外部のものに触れて深く心が動くこと
ということで、『感じる』という言葉通り、こちらは特に違和感なくイメージができますね。
ちなみにこの漢字の『【咸(ゲン・カン)】の部分は、戉(まさかり)で人を脅して
口を閉じさせる様子を表しているのだそうです
そこに【心】を加えることで『口が開けられないほど、心を打たれるさま』を意味する文字となります。
『謝』という漢字の意味
◆詫びる
◆お礼を伝える
◆断る
こちらは『詫びる』と対照的な『お礼を伝える』という意味があるんですね。
この漢字は【言】(=口を使って言うこと)と【射】(=張り詰めた矢を手から放つこと)という
漢字から成り立っており『言葉を発することにより緊張を緩める』ということを意味しています。
『感謝』『謝罪』といった言葉にも用いられるように、『ありがとう』や『すみません』と言うことで
精神の緊張を緩和し、心の安定を得る動作を象徴しているのだそうです。
『ものすごく申し訳ないなぁ…』と思ったときに『すみません』が素直に言えると、確かにちょっとだけ心がスッとしますよね。
つまり【感謝】とは、何か相手にしてもらったことで
まるで口が開けられないほどに強く心が動き
それを言葉の矢として放つということ。
心の中で感謝の気持ちを持っていたとしても、それを言葉として伝えなければ
それは【感謝】ではないのですね。
感謝の言葉『ありがとう』
ご存知の方も多いかと思いますが、感謝の言葉『ありがとう』は
『有り難し(ありがたし)』という言葉が語源です。
『有ること』が『難しい』という漢字の通り
『めったにない』という意味を持っています。
『この世に生を受けたことはとても奇跡的で
そしていつか死を迎えることが約束されているのに
今こうして生きていられることはとても有り難い(有ることが難しい)』
という仏教の教えに由来しているのだそうです。
『当たり前』を『ありがとう』に変換しよう
『ありがとう』の対義語は『当たり前』だと言われています。
ある出来事が起きても、それを意識して喜びに変換しなければ
【感謝】という感情は生まれないのですね。
日々の『当たり前』に気が付き、それを有り難きものとして
『ありがとう』と素直に感謝すること。
『当たり前』と思った時こそ実は【感謝】する最大のチャンスなのです。
とはいえ日々の生活に追われているとなかなか容易に出来ることではないですし
少し照れくさかったりもしますよね
そのような意味では【結婚式】は、この世に生を授けてくれたご両親をはじめ
日々の『当たり前』を支えて下さっているすべての方々に
【感謝】の気持ちを伝える絶好の機会になるはずです
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