さて前回もご紹介させていただきましたが
この夏、千草ホテルでは夏至からお盆にかけて「竹灯月間」と題しまして
竹を使用したキャンドルをレストラン中庭にて展示いたします。
※写真はイメージです。
時を遡ること2週間前、我々千草スタッフは竹灯を制作するべく
実際に竹林へと出向き、竹を刈って参りました。(前回の様子はこちら)
今回作業は乾燥させたその竹をキャンドル台として加工していきます。
午前9時、場所は小倉南区の堀越にある森林組合にてスタッフ集合。
2週間ぶりに竹と対面です。
当日は小雨がふり、肌寒い中でのスタートとなりました。
今回も里山トラスト会議さんにご協力をいただき、作業へとはいります。
早速竹を切断するための電動ノコが登場。
千草スタッフは慣れていないため、切断作業はプロにお任せいたします。
我々ができる事は切断時に備えて竹を固定したり、竹をはこんだりと・・・。
つぎつぎとさまざまな長さの竹灯が作られていきます。
あ、かぐや姫発見(笑)
作業していると竹にもいろいろあります。
太かったり、細かったり、節に水を含んでいたり。
この竹、節の部分が白くなっているのがわかりますか?
この白いものは若い竹に多く分泌される'ろう’なんだそうです。
作業をしながら竹についての知識も学べて本当に勉強になりました。
最後に竹の節の部分にキリで水抜き用の穴を空けて終了!
完成した竹灯は箱に詰められいよいよ20日に千草へと運ばれて来るのです。
終了後は体中にくっついた竹クズを吹き飛ばしてもらいます。
ちなみに作業中に発生したこの竹クズにも実は有効利用法があるんです。
この竹クズ、生ゴミと一緒にしておくと生ゴミの発酵をうながして堆肥へと変化させるのだそうです。
竹、まさに捨てる所なしですね。
さて今月21日から始まる竹灯月間、もう準備は万端です。
乞うご期待ください!