みなさん、こんにちは
ホテルブログ担当のAです
9月になって朝晩は涼しくなってきましたが、まだまだ昼間は蒸し暑くクーラーいらないかなぁ、と思っていても結局つけてしまいますね
ホテルの方も夏休みが終わりこれからは結婚式シーズンに突入します
結婚式といえば6月のジューンブライドのイメージですが、気候がよく晴れの日も多い10月11月も、とても人気の季節なんですよ
今日は以前ブログで紹介させていただいた昭和44年の結婚式の後編を紹介させていただきます
前編を見られていない方は是非合わせてご覧くださいね https://www.chigusa.co.jp/chigusa_blog/2016/07/post-88.html
「このお写真、ウエディングケーキがすごく豪華ですね」
日本でウエディングケーキが作られたのは、明治時代と聞いていますが、当時はほとんど登場することがなかったようですね、ただ、昭和30年に石原裕次郎さんの結婚式で9段重ね高さ1メートルのイミテーションケーキが登場し、一般の方にも結婚式でのウエディングケーキが主流になってきました。
ちなみにこの写真のケーキは、イミテーションではなく生ケーキです。当時は、ホテルには菓子職人がいなかったので鶴屋さんに作っていただいていました。千草ホテルではケーキ入刀もして、現在と同じように来賓の方にもケーキを召し上がって頂いていましたよ。
「披露宴ではどんなお料理が出ていたのでしょうか?」
当時の千草ホテルの披露宴では和食会席でしたね。洋食の調理人は一人いるかいないかくらいの時期でした。当時は食文化そのものが進んではいなかったので、尾頭付きの鯛の塩焼きに代表されるように、結婚式の料理では【形】が優先されていました。
そして、折をお配りして、食べられなかったお料理は詰めてお持ち帰りになるというスタイルでしたね。
「最後に、当時は新婚旅行にそのまま行くことも多かったようですが?」
そうですね!結婚式のあとにそのまま新婚旅行へというのも多かったですね。新婚旅行に旅立つお二人を来賓の皆様で駅まで見送りに行くということもありましたね。
皆様いかがでしたでしょうか?少しでも当時の結婚式の様子お伝えできていたら嬉しいです。このようなモノクロの写真を見ると当時を知らないのに、懐かしく、ロマンを感じるのは不思議なものですね
当時は披露宴でレコードをかけていたという話を聞いて、当時の曲を調べてみたのですが、加山雄三さんの【君といつまでも】という曲がありました
調べて聞いてみると私もとてもよく知っている曲でびっくり半世紀も愛されている名曲なんですね『幸せだな、僕は君といるときが一番幸せなんだ』というフレーズが当時流行ったと聞きましたが、結婚式にぴったりの曲です。
きっと当時の結婚式ではこの曲もかかっていただろうなぁ〜素敵だな〜と勝手に想像し、幸せな気分になりました
※今回の記事に関して、この結婚式の写真は44年前後(40年~46年)の写真と言われています。地域やスタイルにより年代・流行などは多少違う場合がございますのでご了承ください。