こんにちは ブライダル担当のSです
一旦は涼しくなったものの、リオパラリンピックの開幕に合わせたかのように蒸し暑さが残る今日この頃。
まだまだ暑い!熱い!!オリンピックイヤーが続きそうですね
リオの次はいよいよTOKYO すでに今から4年後が楽しみで仕方がない私です
ところで、2020年の東京オリンピックのエンブレムと言えば…
こちらですね。【組市松紋(くみいちまつもん)】
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まった
チェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いたデザインです。
実はオリンピックの開催場所が決定する前の【招致エンブレム】というものがあるのはご存知ですか?
2016年はリオに決定してしまいましたが、その時の東京招致エンブレムがこちら。
神話の時代から日本人の中にある「結び」の心を、日本で象徴的に使われている
【水引】で表現したデザインなんだそうですよこちらもとっても素敵なデザインですね
先日はこちらのブログで【のし】についてお話しさせていただきましたが、
今回はこの【水引】にスポットを当ててみたいと思います!
水引の結び方・本数・色について
【水引】とは贈答品の包み紙を結ぶ紙製のひものことです。元々は室町時代に始まった風習で
元結(もとゆい)といって、髪の毛をまとめる際にも用いられていました。
現在では【熨斗(のし)】と同様に、のし紙や祝儀袋に印刷されているものもあります。
ひもの色や本数、結び方にそれぞれ意味があるので、目的に合わせて使用します。
結び方
【蝶結び】
何度繰り返しても嬉しいお祝いに用いられます。
● 出産・入学祝いなど
【結びきり】
二度と繰り返すことのないようにとの願いが込められています。
● 婚礼・お悔み・快気祝いなど
【あわじ結び】
結びきりの一種で、二度とあって欲しくないことに用いられます。
両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから、末永くお付き合いしたいという意味を持ちます。
● 婚礼・お悔み・快気祝いなど
本数と色
【慶事】
3・5・7本の奇数を使用しますが、5本1組が主流とされています。婚礼関係のみ、10本(5本×2)を使用します。
色は『赤白』『金銀』『赤金』などが用いられます。
【弔事】
2・4・6本の偶数を使用します。
色は『白黒』『黄白』『青白』『銀』『黒』などが用いられます。
捨てるのはちょっと待って!簡単水引リメイク法☆
慶事用の水引はとても華やかで、色々なデザインのものがありますよね
最近ではこの水引や祝儀袋を 【箸袋】【封筒】【ポチ袋】【箸置き】
【アクセサリー】など、様々なものにリメイクするのも人気なんです
今回は結婚式の時にたくさんいただく『祝儀袋』を使って
【箸袋】を実際に作ってみました。
『祝儀袋』は上質な紙で作られていてデザインも可愛いですし、
捨てるなんてもったいないただの割り箸も華やかになり
ちょっとしたおもてなしにもピッタリです
様々な想いや願いを込めて選ばれた『祝儀袋』。今までは捨てていたものも、リメイクすると素敵な小物に生まれ変わります。
とっても簡単に出来るので、みなさまも是非お試しください
祝儀袋で箸袋のつくりかた
【準備するもの】
- いらなくなった祝儀袋(1つの袋から2つの箸袋が出来ます)
- ハサミ or カッター
- セロハンテープ
【作り方】
- ① 水引を外し、祝儀袋の外紙を開く。
- ② 縦半分に折り、カットする。
- ③ 上の折り目の少し下あたりをカットする。
- ④ 元々の折り目を利用し、三つ折りにする。下の折り目をそのまま利用して上に折る。
- ⑤ 水引を程よい長さにカットし、巻いてテープで留める。
- ⑥ 出来上がり!