みなさまこんにちは ブライダル担当のSです。
暑さ寒さも彼岸までと言われますが、だいぶ涼しくなり秋の気配がしてきましたね。
ところで私は先日のお休みを利用して、
生まれて初めて四国は香川県へと旅行に行きました。
生まれも育ちも九州の私にとって、四国はまさに未開の地(笑)
見るものすべてが新鮮で、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました
香川と言えばやはり『讃岐うどん』が有名ですが
(もちろん美味しくいただきました)
こんぴら参りをする中で、とっても可愛らしいソフトクリームを見つけました
『おいり』というお菓子が乗っている【嫁入りおいりソフト】です。
なんと このソフトクリームを食べると
良いご縁に恵まれるというウワサもあるんだとか…
これは食べないわけにはいきませんよね~
実はこのソフトクリームに使われている『おいり』。
ただのお菓子かと思いきや、香川県では伝統的な嫁入り道具の1つなんだそうです
嫁入り道具『おいり』とは
製作工程でもち米を『炒る』ことと『嫁に入る』がかけられているその名の通り
『おいり』は香川県の西部地方では古くから、婚礼時の引出物や嫁入り道具に
欠かせないものとされてきました。
一部の地域では『着物をこしらえる数を減らしてでも、おいりを持って行かないと恥ずかしい』とさえ言われていたくらいなんだとか
『心を丸く持ち、まめまめしく働きます』との意味が込められていて、
淡雪のようにふわっとした口どけで、なぜだか癖になる優しい味わいのお菓子です
花嫁さんを見るために集まってきた近所の人や小さな子供たちにも、【幸せのおすそわけ】として配られていたそうです。
伝統的な嫁入り道具と現代の嫁入り道具
地域の風習によって若干物が異なったりもしますが、昔ながらの伝統的な嫁入り道具といえば
【たんす】【鏡】【着物】【寝具】などですね。
昔は、
●『桐のたんす』いっぱいに着物を詰めて持たせること
● 新居には必ず【鏡(鏡台)】から運び入れないといけない
など、実に様々な慣習があったようです。
しかし昨今では、ほとんどの家に【クローゼット】が備え付けられているので【たんす】の行き先がないことが多くなってしまいます。
おのずと【着物】の保管にも困ってしまいますよね。
生活習慣が昔とは大きく変わってしまいましたので、『せっかくならば使えるものを』ということで
最近では【家電】【家具】【食器】などの生活必需品を持たせてくれるご両親も多いようです。
嫁入り道具に込められた想い
その一粒一粒に、娘の幸せを願う親心がいっぱいに込められ、幾世代にも受け継がれた幸せのお菓子『おいり』。
時代や場所、物こそ違えど【嫁入り道具】には、娘を想う親心がたくさん込められていることは
いつの世も変わりがないのですね。
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