お久しぶりのレストランブログです!
気がつけば・・・あっという間に今年も残り2週間!
北九州は昨日あたりから一気に冷え込んでまいりました。
が。
日本は広い。タテに長い。
東北や北海道は・・・もっともっと寒く&雪もいっぱい、なんでしょうねぇ・・・
さて。そんな日本列島の北のほう、なんと山形県から!!
(ひと足早く)とっても素敵なクリスマスプレゼントをスタッフ一同に頂きました!!
九州の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが
この山形県の「かほくイタリア野菜研究会」さんのイタリア野菜たち・・・
とっても!有名なんです!!
なぜかって?・・・
少し「食」に詳しい方なら、そのお名前を一度は聞いたことがあるでしょう、
かの有名なイタリアンの名店「アル・ケッチャーノ」の奥田シェフも
「山形イタリアン」と題し、このかほくイタリア野菜をご利用されているのだとか。
その、かほくイタリア野菜研究会のお名前は…おウワサは...かねがね伺っておりました、が
今回、とあるお客様からの大変なご厚意により
山形県西村山郡河北町から直送にて
とっても新鮮なイタリア野菜たち&ピッカピカのお米をお届け頂いたのです!!
きゃーー!!大感激!!ありがとうございますっ!!!
イタリア野菜、といえば、福岡県内でも栽培されている生産者さん(福津のシルビオさん)がいらっしゃって、
かつて我が千草ホテルのフレンチレストラン「ミル・エルブ」でも
福津イタリア野菜とのコラボをさせて頂いたことがありましたが・・・
これはもう、第二弾として、日本の北と南で・・・(さて、どうしようかな~)
ということで、我々レストランチームスタッフの“企画脳”を刺激すべく、
まずは(私が)ちゃんと食べてみなくちゃねぇ、と・・・
ランチタイムの営業中で超バタバタしてて忙しい調理場にて。
「かほくイタリア野菜を・・・美味しく食べたいなぁ」と、そっと、つぶやいてみました(笑)
すると!!
(手前左はブイヨンスープ鍋、右は仔牛のジュ(汁)に香味野菜を加えて煮詰めているエキスの鍋。
奥にいるのがA料理長、ですが、カメラを向けると必ずフザケて変顔するので(笑)顔は出せません!)
ちょっとつぶやいただけなのに・・・なんか、作ってくれてます!!!
(調理開始までの間、わずか1分弱。手前味噌ながら、うちのシェフ&セコンド、さすがです。)
国産リゾット専用品種「和みリゾット」に、オリーブオイルと玉ネギのみを加えて火入れスタート。
自家製ブイヨン、仔牛のジュ(汁)に香味野菜を入れて煮詰めたエキスのみで風味付けをした、
実にシンプルなリゾット。
荒木シェフが「お米の香りと風味がものすごく強い。精米が普通と違うんだろか?」と言うとおり、
お米の風味が本当にスゴイです!!美味しすぎます!!!
生のサラダ、フリット、ブランシール、ソテーと、4つの異なる調理法を施したイタリア野菜たち、と
野菜とアンチョビとクリームのソース&フォンドヴォーにヘーゼルナッツオイルを加えたソース。
メインは牛肉のはずなんですが・・・お野菜が美味しすぎて、お肉の味が薄く感じられます(笑)
すごいです。本当にスゴイです、この、かほくイタリア野菜たち!
寒い地域で収穫されているから?でしょうか、
新鮮さが活きてます、お野菜の甘み、風味、苦味も含めて
本当に美味しいです~♪
至福のランチタイムを、目と舌とで味わい&楽しませて頂きました!
山形と北九州、遠く離れた土地同士の
“遠距離恋愛”なフレンチ♡
いつか、なにかのカタチで、千草ホテルのフレンチレストラン「ミル・エルブ」で、ぜひ実現したいと思います!
どうぞ、お楽しみに~♪