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福岡のひな祭り
2018.02.21

2月も後半に入り、お天気の良い日は少し日差しが暖かくなってきました。

春はもうすぐそこでしょうか。

春の到来を感じさせるイベントの一つ、3月3日、桃の節句がありますね。

女の子のお子様がいらっしゃるご家庭はもうすでにお雛様が飾られているかと思われます。

もともとひな祭りは、中国から渡ってきた厄払いの習わしとされています。

日本では女の子のための節句として定着していますね。

お雛様とお内裏様を飾る意味として、

将来は良き伴侶と末永く幸せに、

また雛人形が厄や災いから身代わりとして受け守ってくれる役割になると信じられ健やかな成長も願うために大切にされてきました。

なのでお母さんから「お人形さんを粗末に扱ったらバチが当たるよ、大切にしなさいね。」と言われたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここ福岡は言わずと知れたひな祭りが盛んな県ですね。

中でも地域によって雛人形にも特徴があります。

全国的に生産地として有名な八女(筑前)では「箱雛」といってお内裏様とお雛様が木箱にそれぞれ入った形のものがあります。

柳川では「さげもん」という雛人形のある部屋、またはその辺りに吊るす飾り物があります。お飾りは着物の生地で作られ、蝶やうさぎ、桃やおかめなど一つ一つが可愛らしく、また意味もちゃんとあります。

久留米からうきは(筑後)にかけて「おきあげ雛」といった羽子板の板部分を取ったような人形もあります。昔の女性が内職がてらに作ったりして一家を支えた文化的背景もあります。

 

現在では、九州各地それぞれの場所で節句の時期にはひな祭りが盛大に行われています。

開催中は、歴史あるお雛様の展示や桜餅や白酒の試食、地元の子供達による稚児行列など街が一気に華やかになります。

3月3日までにどこか少し遠出をしてひな祭りのイベントに参加してみるのも良いですね!

またお家では、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物を当日に食べるのが定番ですが、お子様に喜ばれるものと言ったらケーキ!!!

もちろん、千草ホテルでも「春のお祝いケーキ」として今が旬の苺をたっぷりと使った春限定ケーキがございます。(※ケーキトップ部分にひな飾りをつける際は、300円[税別]別途頂戴いたします。)

ぜひ皆様のご予約をお待ちしております。