去る2月中旬、割烹にしむらにて、とある日本酒の会を開催いたしました。
「日本酒大好き!」のお客様にお集まりいただきました。
乾杯は、ご参加の方からのプレゼント。
大分県は国東の名酒・萱島酒造「西の関」、その中でも一年に一度限りの究極のしぼりたて生酒「無濾過無調整生原酒直汲み」という、酒蔵を直接訪れて自分で直接汲まないと入手できないという幻のお酒。
お料理は、日本酒の会に相応しい「酒菜」からスタート。割烹にしむらの亭主・西村弘の大得意とする「酒肴会席」。
ところで、割烹にしむらでは通常営業時から「日本銘酒の旅」という、「お好きな銘柄のお酒をお好きなだけ」おたのしみ頂ける…いわゆる「日本酒フリードリンク」が大人気です。
ご覧ください、このズラリと揃った日本各地の銘酒の数々。
今回の日本酒の会でも、このラインナップの中から、各々が気になるお酒、飲んでみたいお酒をご注文いただきました。
入手困難なことで有名な山形の「十四代」、今回はおりがらみ生酒。
三重県で約二十年休業していた酒蔵が北海道は大雪山国立公園の麓に移転し、大地の恵みと豊かな水で新たな酒造りに挑んでいる「上川大雪」。
若竹、といえば「鬼ころし」が有名ですが、年に一度きり出荷されるのがこの大吟醸「おんな泣かせ」
…お酒に夢中で、お料理の話を忘れていました。
鯛、ヒラス、烏賊のお造り。今の時期だけしか使用できない「貝合わせ」の器も美しいです。
ところで「鯛」といえば、北九州ではどこでも食べられるお魚…のように思いますが、にしむらの鯛の造りは「切り方が違う」のだとか。
ご参加の皆様も「この歯ごたえ!」「こんな美味しい鯛のお刺身はじめて!」と大感激されていました。
こちらは「電光石火」、実は広島県で作られているお酒なのですが、販売は八幡東区にあるひらしま酒店さんのみ。なんと、ひらしま酒店さんのプライベートブランドPB商品なのです。
山形の銘酒「雪漫々」、人気のグルメ漫画「美味しんぼ」に登場していることでも有名ですね。
とにかくもう、飲むのも食べるのも…大忙し!
お酒にピッタリ、しっかりとしたお出汁の味を感じられるお料理の数々。
そして、圧巻だったのは「車海老熨斗梅揚げ」。皆さんひとくち食べた瞬間に「!!!」
写真ではこの感動を伝えられないのが本当に残念です。
締めの甘味は「吟醸プリン」
お酒をアクセントに加えた極上の甘味、最後の一品までしっかりと「日本酒を楽しむ」にピッタリの一夜でした!
「日本銘酒の旅」、皆さまがいったいどれくらい日本各地を旅されたのかは…ご参加された方々だけの秘密です♪